高等部

高等部の概要

高等部には、普通科と産業科・就業実践科があります。就業実践科は平成21年4月に産業科として設置されましたが、令和2年4月に就業実践科に改編されました。また、令和2年9月に旧田布施工業高等学校校舎に移転しました。

【普通科について】

<普通科で育てたい力>

◇生活力

・必要となる基本的な生活に関する知識や技能、自立の姿を描き、地道に努力を続ける意欲

◇集団適応力

・周囲の人と穏やかに関わる力

・自他を尊重する気持ちと、社会参加への意欲や技能

<普通科の特徴>

◇複数の教育課程

障害の特性や実態等に応じたグループ編成を行い、それぞれが社会生活を送る上で必要となる知識や技能の育成を図ります。

◇日常生活の指導、作業学習、生活単元学習などの授業を設定

具体的で体験的な授業や反復して行う学習、適宜の個別指導や個別支援を行います。

◇個に応じた自立活動の授業を設定

障害による学習上、又は生活上の困難を克服することを目指して、一人ひとりの障害特性や実態等を踏まえた課題を設定し、きめ細かな指導・支援を行います。

◇校外や地域における学習の機会を保障

卒業後の社会参加と個々に応じた自立を目指し、実習や課外活動の機会を活用して視野を広げ、社会に参加する意識を高めていきます。


【就業実践科について】

<就業実践科で育てたい力>

◇企業等で働き続けるための職業力

◇社会の中で自立した生活を営むことができる生活力

◇自分らしく生きていくために地道な努力を続ける自己実現力

<就業実践科の特徴>

◇職業生活や社会生活で必要となる事柄を学ぶ教科が充実しています。

◇田布施図書館等の地域での作業学習や企業・地域等での販売実習など多くの方との日常的な交流や企業・地域等と連携・協働した実践的・専門的な職業教育を行っています。

◇主体的な進路選択に向けて、校外での職場実習を積極的に行っています。

◇アビリンピック(障害者技能競技大会)等の各種大会に出場しています。

◇放課後や夏休みにも様々な活動に取り組んでいます。

高等部の具体的目標

中学部(中学校)の教育で習得したことをさらに深め、社会生活に適応できる一般的知識・技能及び態度を育てる。


<普通科>

○自己の障害への理解を深め、社会参加に向けて、困難にねばり強く柔軟に対応していくための 意欲を育成する。

○社会の中で生きていくために必要な知識・技能・態度を身につけ、個々に応じた自立を目指す。


<産業科・就業実践科>

○地域との協働による実践的な活動を通じて、コミュニケーション能力を育成する。

○より専門的な知識・技能を身につけ、職業的自立・社会参加を目指す。


<訪問教育>

○学校の教育目標を基調として、柳井医療センター入院者及び在宅の児童生徒を対象とし、その実態等を踏まえ、心身ともに豊かな日々が送れるように、総合的な力を育成する。

○病院や家庭との連携・情報共有により、学校行事を含め、全ての学習活動の充実を図る。

高等部のきまり

服装・頭髪のきまり(PDFファイル)

生徒心得(PDFファイル)